スイッチング電源自体は悪くない
少し前のスイッチング電源と違って最近のスイッチング電源の優秀なやつは整流後のノイズ対策がちゃんとされていてそこそこいい音がするし、例えばGaNという新しい素子を使ったスイッチング電源であればノイズの発生も少ないのでその分従来のスイッチング電源よりも良い音がする。つまりスイッチング電源は新しい技術であり、どんどん進化しているのでこれからもさらに良い方向に進化していくことは間違いない。
しかし、オーディオ的な問題点はそこでは無い。スイッチング電源といえどもスイッチング動作させる元になる直流電圧を作るための一次整流回路があり、そこには一般的なブリッジ整流器が入っているが、それがダメダメなのだ。その後ろにどんなに優秀なスイッチング回路があったとしても滑らかな余韻とステージ感は再生されない。
試しにネットで「スイッチング電源の構成」を調べてみてほしい。その図の一番最初の部分、スイッチング回路の直前に小さく整流回路があるだろう、これがその後ろへの電流を途切れさせている諸悪の根源なのだ。
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