実はSPMDにはスピーカー・ケーブルのプラス・マイナスをまとめて通すSPMD-10(F)シリーズという製品と、アンプ内蔵用のSPMD-6Fという製品があり、当店のアンプをご購入いただいたお客様にはSPMD-6Fを推奨提供しているし、また、SPMD-10F付きのスピーカーケーブルをご購入いただいたりもしている。内蔵用とスピーカーケーブルにつけるタイプでは、プラスマイナスをまとめて1個に通すSPMD-10(F)よりもプラス・マイナスのラインに個別に密着させてつけるSPMD-6Fの方が少し効果が高い(いずれにしても効果は高いのだが)ことは以前から認識していた。
SPMDは接続される対象スピーカの中のネットワーク構成によってその効果の出具合が異なることは以前にも書いているが、それならばネットワーク越しにスピーカーユニットの直近に取り付けたらどうかということを、自作の2Wayスピーカーで試してみた。
つまり、2025/09/23〓10/02のブログで紹介した2Wayスピーカ(上がガラスコーン、下がNS-3MX)に対して、これらはすでに内部配線はSPC-AVにしてあるが、改めて中をあけてそれぞれのSPユニットの直近(ネットワークのSP側)にSPMD-6Fを2個ずつつけたところ、その効果は抜群であった。
そこで、この構成を当店のメインスピーカーであるブリロンにも実施しようと思ったわけである。
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